都心から近いフィールド多摩川。
魚体数は多くはないが、バスは生息しており基本的にスモールマウスが釣れる。
数は少ないがラージマウスの釣果も確認されている。
以前のブログでも書いたが、多摩川はバスを釣りに行く気持ちで行くというより…
・ルアーのアクションテスト
・タックルを持って川辺を散歩
・3時間だけ釣りを楽しみたい
などの気持ちで行かないと釣果が付いてこないのでモチベーションが下がる一方なのだ。
しかし。こんなタフフィールドの多摩川でもは好きなフィールドの一つだ。
理由は何個があり
・スモールマウスバスが釣れる
・基本釣れないから釣れた時の嬉しさが倍増
・川スモールの強烈な引きとファイト
・気軽に行ける近さ
・目が赤く、体の虎柄模様がカッコイイ
スモールはラージと比べると+10cmくらいの引きと岸に寄せても気を抜けないファイトがエキサイティングな魚なのだ。
40cmを超えるとスピニングのドラグはギーギー唸りをあげ、ロッドは思いっきり弧を描く。
釣り上げ口に指を入れメジャーの上に置き計測していると親指を噛むといった、気性の激しさを可愛らしい。
今回は多摩川で 楽しみ方を紹介しようと思う。
①多摩川のポイント情報を集める
多摩川には「常連バサー」がいてポイントやベイトフィッシュに詳しい釣り人が多い。
なのでコミニュケーションを積極的にとり情報を集めた方が釣果にいち早くたどり着ける事は間違えない。
また通うエリアを限定して、バサーの情報を交換したり、エリア最大サイズを知る事に よって楽しみは倍増する。
②タックルセッティング&リグ
多摩川でよく見るセッティングは
・フロロ4lb
・ダウンショットリグ
・スプリットリグ
・3インチナチュラルカラーのワーム
俺はあまり関係ないような気がする。魚体数が少ない故、全ては「ポイント」とだと思っている。
俺のセッティングは「PE1.5号 × リーダーフロロ10lb」
パワーフィネス気味のラインセッティングにしている。
ワームに関しては基本的に4インチ以内のワームを使う。
多摩川のポイントは大きくわけて「エビ系エリア」と「フィッシュ系エリア」に分かれるのでワームはこの二種類のワームを持っていれば事足りる。
回りを見ていると、やはりグリーンパンプキンやウォーターメロン系のカラーを使っている人が多い。
釣れるカラーをして鉄板カラーではあるが回りが使っているとこのカラーを見切られる事が多いので、グリパンレッドフレークやブルーフレークなどのカラーがあると良い結果を得られる事がある。
ハードルアーでも釣れない事はない。
多摩川バサーから寄せられてくる釣果でハードで釣った実績ルアーは
・ジャッカル カワシマイキー
・アーボガスト ジッターバグ
・ヘドン ビッグバド
・メガバス ベイビードッグエックス コアユ
・メガバス ワンテンサスペンド
などが挙げられる 。
③タックルは一本でランガン
スモールのベイト の動きを 観察して、一つのポイントで粘らない事が釣果に繋がる。
多摩川の凄腕バサーは一カ所で粘らない。
その人はデコる事はあまりなく、アベレージ3本は釣っている。
また過去にスモールの52cmを釣っている。
その人に釣り方を見ていると、やはりランガンをしている。
②のタックルセッティングである程度使うタックルを絞り、「今日はベイト!」や「今回はスピン!」と使うタックルを一本にした方が軽量で機動力があがり良い結果を生みやすい。
④アクション
ワームは止めない程度のスローなアクションで食ってくる事が多い。
ハードでメガバスのワンテンで釣った時は、キャストしてから長時間放置で食ってきた。
流れがある所はナチュラルドリフトで川の流れに身を任せ時より小さいシェイクを入れると良い。
ライズやボイルがある時は迷わず撃ってみよう!
個人的にはスモールは一度決めた魚を追い続けるイメージがあるので、その追っているベイトのコースを割り込むようにボイル撃ちすると錯覚して撃ったワームに食ってくる。
⑤フッキング
多摩川の数少ないスモールから、せっかくのアタリがあったなら確実に乗せたい。
ラージマウスとは異なり、スモールマウスはワームの端を咥え、逃げながら食い直す。
初めてのアタリは待ちわびていたというものあるのだけれども、即合わせしてしまいワームがすっぽ抜けた。
サイトフィッシングで学んだ結果、アタリがあって口内に入るまで「5秒」くらいは必要な時間だ。
アタリがあったら、即合わせせずに5カウント唱えてからフッキングしよう!
①〜⑤までの項目をなんとなく頭の片隅に入れておけば、多摩川で楽しめると思う。
では!健闘を祈る!