2015年5月24日日曜日

バスフィッシングトップ道④ 〜彫金〜

前回までのバスフィッシングトップ道はコーディネートの記事でしたが、今回は違います!

今回のバスフィッシングトップ道はテクニックが必要になって来ます。
初めての試みなので、緊張しましたが自分なりに合格点は超えたかなと思います。


今回は『彫金』です!



自分で彫り込む事によってより愛着が湧きます!




ジュラルミングリップの空いている所を彫り込めないかなと思い、ネットサーフィンしていると、オーダーで彫ってくれるトロコは見つかったが、金額が4万円と高額…

ならば自分で彫ってみよう!と思い、再び探しているとトンカチで彫り込んで行くものは見つかるのだが、ペン感覚で彫り込むモノと探していたのでチョッとイメージとは違った。
タトゥーのようなイメージで彫りたかったので、ソウルアーマーインクのヤマケイ氏に相談してみたとこと『ルーター(またはリューター)』というモノがあるらしい。

早速、東急ハンズに行ってみると、直にルーターは見つかった。
1万円を超えるモノから数千円で買えるモノとバリエーションは様々。

中でも5千円で最初からパーツが沢山付いているものがあったのでこれに決定!
10分と使用時間の制限はあるものの最初から芯が多いのでオススメです!

早速、電源を入れてみて使用感をテスト。
即本番は怖いので、アルミ板で練習。


回転数によって『滑り』が異なるので、自分のイメージの線を彫れ、先端の彫る部分が『走らない』回転数を角度を覚える事が重要なポイント!

2〜3時間練習をした所で、なんとなく彫れるイメージが掴めたので、ネットでサンプルになるイメージをグリップに下書き。


ゆっくり慎重に彫って行きます。
最初は導線を彫り込む感じで下書きをトレースします。


導線が完成すれば、後は深く彫る所と浅く彫る所に分けて、再度彫り込みます。
彫り込んだら、磨き用布の円盤状の芯や尖ったシリコン芯に交換して磨き上げます。


反対側も同じデザインで彫り込む為に、写真を反転させて下書きをグリップに書き込みます。
金属にかけるカーボン紙などがあれば同じように左右対称に書けるのですが、見つからなかったのでフリーハンドで書いていきます。
この作業が一番大変かもしれません…
ルーターで彫り込むのは慣れれば、なぞるだけなのでそんなに難しくはありません。



行程的には

①下書き
②導線の彫り
③深さ調整の彫り
④磨き

上記のよなイメージになります。

落書きが出来る人なら以外とイケます!
五千円でカスタム出来ますよ!!


バスフィッシングトップ道③ 〜ロッド〜

トップタックルのリール・グリップを新調したが、ラバーグリップが気に入らなかった。
オークションを見ていたらフロッグのサンバーンウッドグリップに一目惚れ!
18,000円と即決価格もあったため、少し高いと思ったが、即落札した。


トップタックルは個人的には大きくわけて3つにジャンルに分かれると感じている。


【A.H.P.L.系トップタックル】
A.H.P.L.のデザイナーでありビルダーの安藤氏の提案する『SILLY STYLE(シリースタイル)』。
ヴァンパイアグリップを中心にスタッズ等を付けたカスタムでブラックや蛍光カラーでコーディネート。

【トイズフロッブポップカラートップタックル】
フロッグトイズのアニメ『ガンダム』や『エヴァンゲリオン』等のカラフルでポップな色でコーディネートするタックルカスタム。


【オールドスクールトップタックル】
ブライトリバーやグラスアイ等のトップタックルでコーディネートした大人なトップタックル。



この3つのジャンルで言うならば、オールドスクール系の大人なイメージでトップタックルをコーディネートしたいので、ロッドカラーはかなり重要!
1本はトップ道に引き込んだ友人テラが巻いてくれる。カラーはトップロッドでは少ないオールシルバー!レングスは5フィート6インチ。
ビンテージピストルの様なイメージな仕上がりになるイメージ。

それとは別にオカッパリでも使えるくらいの長さで6フィートくらいのロッドを探していたトコロ、発見!

ブライトリバーの初代サトリ!

カラーはクリーム!

グリップがフェンダーにストラトキャスターのイメージなのでクリームは合わない訳が無い!
新品未使用で22,000円でオークション落札!



く〜!ドンピシャー!


取り合えず一通りトップタックル完成!

ここまでは、お金を出せば誰でも出来るコーディネートだけれども、次からはかなり技術が必要な次は本気にカスタムに入ります!


続くッ!!



2015年5月2日土曜日

ワールドシャウラ1703R-2ブルーモデルタックルインプレッション


今期に新たに導入したワールドシャウラ1703R-2ブルーモデル。
主な使い道はビッグベイトとアジア遠征時にミノー&トッププラグ。


一ヶ月このロッドを使った感じとしては、このロッドは完全なるヘヴィーバーサタイルロッドだと思った。
一番心地よく使えたブラグはジャークベイト・クランクベイト・スピナーベイト等の巻物だ。
ルアーレンジ10g〜40gと表記されているが、約56gあるジョインテッドクロー178をフルスイングしても危ない感じが全く感じられない。
レギュラーレーパーである為、テキサス・ジグ撃ちには向いていないかと思いきや、そこまで気にならない。ただ最適ではないが使えるというイメージ。

五つ星で個人的な採点は以下。


ジャークベイト ★★★★★
ビッグベイト  ★★★★☆
トップ     ★★★★☆
クランクベイト ★★★★☆
キャロ     ★★★★☆
テキサス    ★★★☆☆
ラバージグ   ★★★☆☆


《タックルセッティング》
リール:00カルカッタコンクエスト200HG(HGカスタム)
ライン:ディファイア19lb(75m)



様々なルアー・リグを使った結果、この1703R-2ブルーモデルは巻物に特化したロッドだと感じた。

残念ながらまだ、このロッドでバスは釣っていないが、ジャークベイトを巻いていたら多摩川の春の風物詩『マルタ』が食って来た。
サイズは50cm前後の魚だったが、主導権を渡す事無く岸に寄せる事が出来た。
ロッドの曲がりも、しっかりバットが入るのでトルクフルなファイトが楽しめる。
ブルーモデルの売りでもある『粘り』という表現が相応しい。


なぜ今頃、モデルチェンジしたブルーモデルの1703R-2を導入したかというと、レッドモデルを店頭で触ってみた感じが少し貼りがあり過ぎて、バーサタイル性が薄いと感じた。
ロッド1本軽装オカッパリにはバーサタイル性は高いありがたい!


早くこのロッドでグッドプロポーションのバスを釣らないと!!