2016年6月25日土曜日

マッチ・ザ・スピード・アンド・ザ・アンビエント


バスフィッシングにおいて『マッチ・ザ・ベイト』というよく言葉を耳にするが、あまり気にしたこたはない。
なぜなら俺が使うプラグで一番のバスを連れて帰ってきてくれる事が多いルアーがベビーバトだからだ。

ある程度のベイトサイズは関係しているとは思うが、ウグイがメインベイトだからといってウグイカラーが釣れるかというとそうではないと思う。
釣れる確率がアップするだけで、重要なところはそこではないのだ。

ルアーフィッシングであるため、魚を騙さないといけない。
カラーやルアーサイズだけで釣れるなら、バスを釣るために苦労はしない。
だたルアーを投げれば釣れるということになる。


LUREとは…誘いだす、引きつける、誘惑するという意味であるから、より生きた魚を演出するからルアーフィッシングなのだ!


最近、リーリングスピードを早くしてルアーを高速で動かす釣りでの釣果が良い。
正確には一定のリーリングスピードではなく『緩急つけたスピード』だ。


性格的にセッカチで飽き性なので一定に巻くことが出来ないというコトもあるが、基本ファストリトリーブすることの方が多い。

ペンシルベイトも高速ドッグウォーク&ステイ!
逃げ惑うルアーに捕食スイッチが入ったバスはミスバイトを連発。
そして喰わせるためにようやくリーリングスピーどを緩める。


これが結構釣れるのだ!



そしてこの対極にある、スーパーロングステイもかなり有効なアクションだと感じている。
こっちも結構釣れる!

ルアーをキャストして放置してケータイをいじっている時にバイト。
派手なバックラッシュをして直している時にバイト。
なんて神様のプレゼントのようなヒットが多いのだ!

ワームに限らず、トップのハードプラグでも釣れるし、サスペンドも釣れる。


魚のは基本的に動きが早いからといって早く動かすという事ではない。


『マッチ・ザ・スピード』はアンビエント(状況・環境)に応じたスピードを合わせると良い効果的だ。
よって『マッチ・ザ・アンビエントスピード』だと感じている。



そこで!



Q:繁華街で一本の道があり前方から警察官が来る。警察官に職質または声をかけられるにはどうしたら良いか?


イメージしてしてみよう!

【ケース①】
普通の速度で歩いでいる。

繁華街で一本の道があり前方から警察官が来る。
そして警察官とすれ違う。

警察官には何も怪しまずに、すれ違う事が出来るだろう。

しかしコレでは魚は釣れないのだ。


【ケース②】
軽い小走り。

これもきっと何事もないだろう。


【ケース③】
警察官とすれ違う瞬間、足音をたてながら猛スピードで走る。

警察官は確実に追ってくるだろう!



【ケース④】
また警察官と目が合った瞬間にコースを変えて猛スピードで走っても警察官は追ってくる。

これも警察官は確実に追ってくるだろう!


またその時の衣装や格好がタトゥーやヒップホップ、オラオラ系などのファッションであれば警察官が追ってくるのは確実!




何が言いたいかというと、このファッションはルアーで言うトコロのカラーやサイズなイメージだと感じている。

そして急なスピードアップはリアクションを誘発させるアクションだろ思っている。
きっとルアーフィッシングとはこーゆー事だろ最近感じている。


この急に猛スピードで走るというのがアンビエントな高速巻きであり、より不審な動きをしている人だと思わせられる。


また【ケース⑤】として繁華街でずーと寝転がっていても警察官は声をかけてくるだろう。

「大丈夫ですか?飲みすぎましたか?」


これは上記で述べたスーパーロングステイといったところだろう。


バスが潜みそうなストラクチャーを絡めながら、魚のいるであろうポイントで、その捕食可能エリアに入った瞬間くらいに、魚の逃げるスピードを意識して高速巻き。

また捕まるスキを与えてやる事もお忘れなく!
逃げ切ったら釣れません…



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